ラボラボ 発達障害子育ち20年の記録

過ぎてしまえば全てネタ。楽しくラクに暮らすための試行錯誤継続中。三兄弟はそれぞれ特別支援教育を経て元気に毎日働いています。

自転車通勤

「自転車で来られへんかな?」


自転車つながりで、次男の高等部時代の話。


高等部3年の2月から始まった実習は卒業間近とあって、もう後がない。


受け入れ態勢はできているけど、

毎日遅刻じゃ話にならないので、

自転車通勤が提案であり、

必須でもありました。


工場の朝は早く、8時スタートでした。(コロナ禍以降は8時半に変更)


バスだとどうしても間に合わない。


家から40分、なかなかの距離です。


大半は高速道路下の自転車専用道路があったので、なんとかなりそう。


通勤経路を親子で何度も練習しながら、

途中の線路を渡るためのエレベーターを使うときのマナーとか、

危険箇所などを確認しました。



雨の日はレインポンチョをかぶって、自転車通勤です。

前は自転車かご、後ろはサドル下までのすっぽりと被れるもの。

濡れるのは顔だけ。



たまに疲れすぎたり、風雨が強い日などは、迎えにきてコールもあり、ついつい甘くなりますが、


頑張ってるなぁ えらいなぁと、感心してしまいます。



あの、自転車がなかなか乗れなかった子が自転車通勤とはねぇ、と感慨深いものです。



あの時諦めなくてよかったです。

自転車事故

長男は小さい頃からめちゃくちゃ早起きの人。


小4の頃、夏の早朝に自転車で出掛けるということを始めておりました。


母がバタバタしている間に、しれっと出掛けてしまう。

すぐに追いかけても、こちらの準備ができていないので、

早々に角を曲がられると、あっという間に見失う。


追跡できた日は、

家から1分程の公園の滑り台の上でずーっと空を眺めて、帰ってくるというパターン。


30分程度で帰ってくるので、

ひとりの時間が必要なのかな、

他の人に迷惑をかけることはなさそうなので、

またでかけちゃった、と油断していたそんな夏。


秋になって、日曜日の朝。

いつものようにふらっと出掛けてて、

帰ってきたらなんか様子がおかしいとのこと。


母は水泳記録会の当番で先に出掛けていたので、

どんな様子かわからないけど、


「プール休みます」と言っているとのこと。


それから下二人と水泳記録会をこなしていたら、連絡が。


夕方になって、手が腫れてきたと。

とにかく病院に連れていってもらったら、


なんと!骨折していたのです。

よくよく見れば、自転車もぐんにゃり曲がってる。


車にぶつかったの?


「クルマ、ドン!」とは言っている。会話は二語文。

当て逃げにあった、のかな。


場所を聞くも、「ここ?」「ここ」

と聞くたびに場所が変わる。


わからなーい!二語文じゃ足りなーい!

何が起きたか、説明できないのは致命傷。


選択するのも苦手だし、

聞かれたことをおうむ返しに返事をするのも

特徴ではあるけど、


大人になって困ることのひとつ。

んー。まだまだですなぁ。


自転車練習

「もう少し 根気があれば 乗れるのに」


日々のことを川柳風に書き留めていた、次男が小2の記録。


長男が自転車に乗れたのは年少さん、

三男は年中さん。

乗ってみたい気持ちなのかな。


長男は木登りも得意だったので、

バランス感覚はよかったのかも。


で、次男。

これがなかなか乗れなくて、ずいぶん練習しました。


夫は「そんなに無理しなくても、乗れなくてもエエんちゃう?」

と言っていたけど、


「この子達は自動車免許を取ることはないと思う。

自転車に乗れた方が、自由に行けるところ、行動範囲が広がると思うから、乗れた方がいい。諦めへん。」


と珍しく頑張った私、と次男。

冬は寒いし、夏は暑いので、やる気なし。

気候のいいときだけ頑張る親子。


小4になったある日、スッと乗れたのです。


でも、小学生の時は単独の使用はせずに、

公文に行く時に親子4台連なって、

交通マナー含め、練習しました。


あの時諦めなくてよかった。


今できなくても、

間をおいて、

何回もチャレンジする大切さ。


体や気持ちが追い付いたって感じです。

タイミングもあるかな、といつも思います。