ラボラボ 発達障害子育ち20年の記録

過ぎてしまえば全てネタ。楽しくラクに暮らすための試行錯誤継続中。三兄弟はそれぞれ特別支援教育を経て元気に毎日働いています。

多動性って、なに?

2000年。

長男2才。田んぼや池に入らずにはいられない、着替えは必需品。買い物に連れていけばすぐにいなくなる、迷子になっても泣かないのでなかなか見つからない。

毎日公園に行かないと気が済まない。そんな生活。


次男0才を背負って、三人乗りの自転車で、大分市の公民館の未就園児子育てサークルに行き始めました。


しかし、中にも入れずいつも外で上手に木登りをしていた長男。不思議とケガはしなかったのです。

窓から見える範囲だったから、目で追いかけるくらいで間に合ってました。


お土地柄、実家が農家という人が多くて、そして食材が豊富。自然にまみれて遊べたのが新鮮で、芋掘りさせてもらったり、ブロッコリーを頂いたり。

子供はほかの子たちとは馴染めなかったけど、母は楽しいひとときでした。


クリスマスにはケーキ作り。

いちごもたっぷり用意してあったのに、ボウル山盛りのいちごが見るたび減っている?

いつの間にか長男がテーブルの下にもぐりこみ、

せっせと食べているではありませんか!


主宰の方がゲラゲラわらって、

「見たら食べたいもんね〜」とおおらかに許してくれて助かりました。


集団行動ができない、

田んぼに浸かる、

高いところに登るなど、

危険な行動が多いことから、

気にかけてくれてて、


「長男くん、多動症じゃない?」って。


その時はもう福岡に転勤が決まっていて、

大分をあとにする時期だったので、

多動性って何ですか?と聞くこともできず引っ越ししてしまいました。


幼稚園の先生をしている いとこに聞くと、障害の部類になるとか。


知らなかった…


多動症って、

飽き性とか のんきとかの性格と思っていた、無知な私。