ラボラボ 発達障害子育ち20年の記録

過ぎてしまえば全てネタ。楽しくラクに暮らすための試行錯誤継続中。三兄弟はそれぞれ特別支援教育を経て元気に毎日働いています。

発達障害に気づかぬまま幼稚園探し

2001年

気づけば息子は3人に増えてる。


長男は3才。幼稚園を探すことにしました。

送迎バス頼みなので、マンションの真ん前に来るのが、3つの園。

3人を連れて、それぞれの見学に行ってみました。


家から一番近いA園。

園庭は、めちゃ狭い。

未就園児クラスに行った時、

「この色はなんですか〜?」と色紙を見せて、

答えは「あかね色〜」。

ん〜私もわからない〜。赤じゃだめなの〜???


ここでもやはり多動で、

「どこかに相談されたらどうですか」と言ってくれた先生。

どこって、どこ? 何があるの???


次の見学時の長男は、イヤー!と敷地に入るのも拒否って、それっきり。



次に、シスターが先生のB園。

2階の手すりにひょいっと乗ろうとしていた長男。

慌ててシスターが飛んできて、禁止されてしまった。


ここでもないな、と早々に引き上げました。

制服、可愛かったんだけど…。



最後の頼み、S園。

広い園庭に大きなクスノキ。

もう大喜び!スルスルと5mくらいの高さまで登る登る。

ここだな、と。


入園の面接時に、

じっとしていない、

すぐどこかに行ってしまう、

高いところに登る、

言葉が遅れてるなど、

手を焼いていること正直に伝えました。

「いろんな子、見てきましからね。大丈夫ですよ、おかあさん」と。


…泣いた。


理解のある先生方と出会えて、本当に救われました。


「ただ、木登りは禁止です。」

ん〜大丈夫か?



のちのち知ることになる、

障害児対象の療育幼稚園が市内にいくつもあることを知りました。


引っ越しして半年。情報はなく、無知でした。